お子様の歯を守るために
お子様の健康を第一に考え、適切な濃度でのフッ素塗布を推奨します。
またフッ素塗布は、定期的に行うことで効果が持続します。
当院では、お子様の歯の状態に合わせて最適なタイミングでフッ素塗布を行い、虫歯予防に努めます。
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歯面を強化できる
フッ素は、歯の表面を強化し、虫歯になりにくい状態にする働きがあります。
子どもの歯は、大人の歯に比べて表面が薄く、虫歯になりやすいため、フッ素塗布が特に効果的です。
フッ素はエナメル質中のハイドロキシアパタイト(歯の主成分)に取り込まれ、フルオロハイドロキシアパタイトに変化します。これにより、歯の表面が強化され、酸による溶解に対する耐性が向上します。 -
虫歯菌の抑制効果がアップする
フッ素が歯の表面に付着すると、歯質を強くする働きがあります。これにより、歯の表面が虫歯菌による酸の攻撃に耐えられるようになり、虫歯の発生リスクを軽減します。
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初期虫歯を再石灰化できる
フッ素は歯の再石灰化を促す作用があります。歯の再石灰化とは、酸によって溶かされたカルシウムやリン酸などのミネラルを補充し、歯を強化する歯の修復過程のことです。歯の再石灰化は初期虫歯を治癒させる働きがあるため、その働きを促進するフッ素は重要な役割をもっています。
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定期的なケアで効果が持続する
フッ素塗布は、定期的に行うことで効果が持続します。当院のフッ素塗布は、3か月を目安にしていますが、お子様の歯の状態や生活習慣に応じて、最適なタイミングでフッ素塗布を行い効果を最大に引き出します。