東白楽ハシビロ歯科クリニック|横浜市の「笑顔で通える歯医者さん」痛くない、マイクロスコープを使用しなるべく削らない治療

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歯周病とタバコ

喫煙と歯周病の関係

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タバコの煙には4000種類の化学物質、200種類の有害物質、37種類の発がん性物質が含まれています。ニコチンの影響で血管が縮まって歯肉の血行が悪くなり、 歯と歯肉へ酸素や栄養が行きわたらなくなります。その結果、歯肉の細菌に対する抵抗力が下がって歯周病に罹患しやすくなるのです。
喫煙者が歯周病にかかる危険度は、1日に10本以上喫煙すると5.4倍にもなり、重症化しやすくなるというデータが出ています。
また10年以上喫煙習慣があるとさらに4.3倍リスクが高まり、重症化することも多くなります。

このように喫煙習慣は口臭問題やヤニの沈着などの問題のほか、口腔内に大きな影響をもたらすのです。

喫煙者のお口の中は

歯面にタール(発ガン物質)の付着が見られます。
歯肉はメラニン色素が多く沈着し暗紫色になりドス黒い印象になります。
またニコチンには、血管を縮めてしまう作用があります。血管が縮まると血行が悪くなり、歯ぐきが炎症を起こしても、出血などの炎症反応があらわれにくくなりひどい歯周病にもかかわらず発見が遅れることにつながります。

タバコの化学物質により歯周組織は弱体化

栄養と酸素の不足により、さまざまな細胞機能が不調となります。また、タバコの有害成分により炎症性サイトカインが過剰に産生され、骨吸収が進みます。さらに、血管や線維芽細胞の障害により組織の修復や治癒能力が低下します。

そのため、喫煙者の歯周組織は破壊されやすく、修復されにくい脆弱な組織になります。また、歯周組織の治癒は悪く、歯周治療の効果が得られにくくなります。

喫煙と歯科治療

歯周病治療を始めても歯ぐきの治りが極端に悪く、タバコを吸っていない人に比べて治療の効果が得られにくくなります。

タバコに含まれる「一酸化炭素」という物質は、血液が酸素を全身に運ぶのを邪魔します。
また、「ニコチン」は神経毒でもあり、血管を縮ませてしまい、体が酸欠・栄養不足の状態に陥ります。
そして、体を守ってくれる免疫機能も低下させるので、体が傷を治そうとする細胞の働きまで抑えてしまうため、手術後の治りも遅くなります。

当院では紙巻きタバコ、電子タバコにかかわらず喫煙者にはインプラント治療、および切開を要する歯周外科処置を行っておりません。

当然のように米国では喫煙者にインプラント治療は基本禁忌になっております。

今からでも禁煙の効果は十分ございます。
歯周病にかかるリスクも禁煙することで40%低下すると言われています。歯周病のみならず、肺がんのリスクなど他の疾患のリスクも軽減できますので1日でも早く禁煙することをお勧めします。

特に外科治療が必要な方には強く禁煙をお勧めいたします。
歯科治療、特にインプラント治療を受ける方では、より健康になりたいという願望を持って治療を受ける方しかいないと思います。
治療を受けるに当たり、禁煙を始めてみてはいかがでしょうか。


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