東白楽ハシビロ歯科クリニック|横浜市の「笑顔で通える歯医者さん」痛くない、マイクロスコープを使用しなるべく削らない治療

お口だけではなく心身ともに健康で過ごしていただくため、
ご自身の歯を「残す・守る・痛くない」治療で安心して通院していただける歯科医院を目指します。

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歯ぎしり・食いしばりとは

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに起こる症状なので自覚がない人が多いのが特徴です。
しかしながら皆さん多かれ少なかれ必ず、寝ている際歯ぎしりをしていたり、日中仕事や家事に集中している時に歯を食いしばっていたりします。
誰もがしている一種の「くせ」であるため特異なことではありませんがひどくなるとさまざまな問題を引き起こします。

歯ぎしり・食いしばりのサイン

歯の咬耗

歯の表面のエナメル質が強い力によりすり減ることで内部の象牙質がクレーター上に露出しています。人によってはものが詰まりやすくなった、歯がしみる、噛むと痛むといった症状が出ます。

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骨隆起

強く噛み合う力を支えるため、歯を支える顎の骨が増殖し隆起します。

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舌の圧痕

歯ぎしりや食いしばりをする際に舌を歯に押し付けるため舌の表面に歯の形に沿った圧痕ができます。

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歯ぎしり・食いしばりが引き起こす影響

歯への影響

歯のすり減りやそれに伴う破折、歯がしみる知覚過敏、噛むと痛むといった症状が引き起こされます。根管治療を受けている歯などは歯根破折を起こすと抜歯が必要になる可能性もあります。
生まれつきの歯並びなどが悪い場合、特定の歯に負担がかかりすぎて咬合時の痛みやしみる症状が出る場合があります。

歯周組織への影響

歯周病によって弱った歯周組織にダメージを与えるため、歯周病が悪化しさらに歯の揺れが大きくなる事があります。

顎関節への影響

顎関節症(開け閉め時の痛み、顎関節の雑音)などを引き起こす事があります。

歯ぎしり・食いしばりの治療

1日で上下の歯が接している時間は?

おおよそ15分です。24時間(1,440分)のうちのたった15分です。
この時間を超えてくる人はTCH(歯列接触癖)と呼び、歯や口腔周囲の筋肉、顎関節などに負担がかかっている可能性が高くなります。
 

マウスピース

歯ぎしりや食いしばりは生理的な行動のため確実にやめる事は困難です。
しかしそのまま放置してしまうと、歯や顎に負担をしいてしまい悪い影響を与えてしまうため、歯科医院でマウスピース(ナイトガード)を作製することをおすすめします。 
マウスピースをつけることで上下の歯の間にクッションを敷いたような効果があり、直接歯にかかる力を逃がし、歯が傷つけられるのを防ぎます。
歯ぎしりの大きな原因は日常生活におけるストレスとそれの発散だと言われています。患者さん自身が日常で抱えるストレスを減らさなければ症状の改善が見込めない可能性があります。
マウスピースは原因を取り除く治療とは言えませんが、装着することで歯にかかる負担をかなり軽減させる事ができます。
 

認知行動療法

日中の不必要な歯の接触「TCH(Tooth Contacting Habit)」に有効な治療法です。
1日に何度か目を通す場所(テレビやパソコンモニターの隅など)にメモ書きを張っておきます。 そのときに歯が接触していないかを確認し、もし噛んでいたらその時だけ口を開くようにします。 これを反復して続けていくと歯が不必要に接触するクセが解消されてきます。